古い家の基準とは?売却方法と注意点について解説

2026-05-26

古い家の基準とは?売却方法と注意点について解説

この記事のハイライト
●古い家の基準は築年数で判断されることが多いが耐震性と建物の状態も関係する
●古い家は古家付き土地として売却するかリフォーム後に売る、または更地にして売る方法がある
●古い家を売却する際は再建築不可でないか、境界が曖昧になっていないかなどを確認しておく

長年住んできた家を手放そうと思っても、「古すぎて買い手がつかないかもしれない」と悩む方は少なくありません。
実際、築年数が経過した物件は、価格設定や販売方法を誤ると売れにくくなることもあります。
本記事では、古い家の定義から売却を成功させるための具体的な方法・注意点までを解説します。
山口県山口市で古い家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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古い家の基準とは

古い家の基準とは

そもそも「古い家」とは、具体的にどのような家を指すのでしょうか。
ここでは、古い家の基準となる築年数と耐震性にわけて解説します。

古い家の基準は「築年数」で判断されることが多い

「古い家」とは、法律で明確に定められているわけではありません。
しかし、不動産の売却や査定の現場では、築年数を目安に判断されるのが一般的です。
木造住宅では築20年以上、鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)では築30年以上が古家とみなされる傾向にあります。
特に注目したいのが、1981年(昭和56年)6月1日に改正された「新耐震基準」です。
この基準が適用される前に建てられた家は「旧耐震基準」に該当し、新耐震基準(震度6強〜7程度でも倒壊しない基準)と比べて耐震性が低い可能性があります。
そのため、築年数が古い家や旧耐震基準の建物は、安全性や資産価値の面で低く評価されやすくなります。

耐震性と建物の状態も重要な判断ポイント

築年数だけでなく、耐震性能や建物の劣化状況も「古い家」と判断される要素です。
新耐震基準以降に建てられた家でも、長年の経年劣化で基礎や屋根、配管などに不具合がある場合は、実質的に古い家とみなされるケースがあります。
建物の価値は年数の経過とともに下がり、木造住宅では築20〜25年を超えると評価額がほぼゼロになると考えられています。
ただし、耐震補強やリフォーム、リノベーションによって資産価値を取り戻すことも可能です。
このように、古い家かどうかを見極めるには、築年数だけでなく「耐震性」と「建物の状態」の両方を確認することが大切です。
売却を検討する際は、専門家による建物診断を受け、現状の性能や補修の必要性を把握しておくと安心でしょう。

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古い家の売却方法とは

古い家の売却方法とは

古い家を売却する方法には、主に次の3つの選択肢があります。

  • リフォーム後に売却する
  • 建物を解体して土地として売る
  • 古家付き土地として売り出す

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、家の状態や立地、買い手のニーズによって最適な選択が異なります。
ここからは、それぞれの売却方法について見ていきましょう。

リフォーム後に売却する

古い家をできるだけ高く、早く売りたい場合は、リフォームしてから売却する方法もあります。
外観や内装をきれいに整えることで、第一印象が良くなり、購入希望者がつきやすくなるためです。
築年数が古くても耐震性や設備面を改善すれば、買主に「安心して住める家」としてアピールできます。
ただし、リフォームには費用がかかるため、投資した分を売却価格で回収できるかどうかを見極めることが重要です。
たとえば、キッチンや浴室などの水回りを中心に必要最低限のリフォームをおこなえば、コストを抑えつつ印象を大きく改善できるケースもあります。
また、リフォームの内容によっては「リノベーション済み物件」として高く評価される場合もありますが、やりすぎると費用倒れになることもあるため注意が必要です。
リフォームして売るか、現状のまま売るか迷う場合は、私たち不動産会社にご相談ください。

建物を解体して土地として売る方法

建物の状態が悪く、どうしてもそのままでは売却が難しい場合には、家を解体して土地として売るという方法があります。
たとえば、地震によって倒壊してしまった家や、長年放置されて人が住める状態にない家の場合、そのままではなかなか買い手が見つかりません。
このようなケースでは、建物を解体して更地にすることで、土地としての価値を活かした売却が可能になります。
ただし解体には相応の費用がかかり、一般的な目安としては1坪あたり約5万円、たとえば20坪の建物ならおよそ100万円前後の費用が必要です。
建物を残したまま売れる可能性があるか、まずは私たち不動産会社にご相談ください。

古家付き土地として売り出す方法

古い家を「建物」としてではなく、土地を主な価値として販売する方法もあります。
この方法であれば、解体費用や手間をかけずに済むうえ、家を探している方だけでなく土地を探している方にもアプローチできます。
とくに人気エリアに位置しているものの建物の状態が悪い場合には、古家付き土地として売り出すのが効果的です。
たとえば、シロアリ被害がある家や、地震の影響で建物が傾いてしまった家などは、そのままの状態では買い手が見つかりにくいケースが多いです。
しかし、古家付き土地として販売することで、「解体を前提に新しい家を建てたい」と考える買主にとっては魅力的な物件になることがあります。
解体を前提とするため価格は下がりますが、費用をかけずにスムーズな売却が期待できるでしょう。

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古い家を売却するときの注意点

古い家を売却するときの注意点

古い家は売れにくいからこそ、失敗を防ぐために注意点をしっかり押さえて売却を進めることが大切です。
ここからは、古い家の売却で気をつけたいポイントをご紹介します。

再建築不可の可能性を確認しておく

古い家を売却する際は、まずその物件が「再建築不可」ではないかを確認しましょう。
再建築不可とは、現状の建物を取り壊したあとに新たな建物を建てられない土地のことです。
主な原因は建築基準法で定められた「接道義務」を満たしていないケースが多く、道路に2m以上接していない土地は再建築が認められません。
もし再建築不可の物件を知らずに売り出すと、買い手がつきにくく、売却価格も大きく下がる可能性があります。
トラブル防止のためにも、売却前に自治体や不動産会社に確認しておくことが重要です。

契約不適合責任を理解しておく

古い家では、雨漏りやシロアリ被害、設備の故障など、売却後にトラブルが起きるケースも少なくありません。
こうしたトラブルに備えるために知っておきたいのが「契約不適合責任」です。
これは、売却した物件に隠れた欠陥があった場合、売主が修繕や損害賠償などの責任を負う制度です。
とくに古い家の場合は、修繕履歴や不具合の有無をできるだけ明確にし、買主に誠実に伝えることがトラブル防止につながります。
必要に応じて「現状渡し」とする契約内容を設定しておくのも一つの方法です。

境界を明確にしてから売却する

古い家では、長年のうちに隣地との境界が曖昧になっているケースもあります。
境界が不明確なまま売却すると、後々「ここまでが自分の土地だと思っていた」といったトラブルにつながりかねません。
このような事態を避けるためにも、売却前に土地家屋調査士へ依頼し、境界を確定させておくと安心です。
境界標がない場合は設置を検討し、隣地所有者との立ち会い確認をおこなうと、引き渡し後のトラブル防止にもつながります。

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まとめ

古い家を売却する際は、築年数や耐震性などの状態を正しく把握し、最適な売却方法を選ぶことが大切です。
状態が良ければそのまま売却、老朽化が進んでいれば解体や「古家付き土地」としての販売も検討できます。
ただし、再建築不可や契約不適合責任、境界トラブルなどのリスクもあるため、事前確認は欠かさずおこないましょう。
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