不動産一括査定の仕組みとは?メリットとデメリットも解説!

2024-02-27

不動産一括査定の仕組みとは?メリットとデメリットも解説!

この記事のハイライト
●不動産一括査定とはインターネットを活用して複数社に査定を依頼するサービスのこと
●一括査定を利用すると複数社の査定額やプランを同条件で比較できるなどのメリットがある
●一括査定サイトに登録している不動産会社でも物件によっては査定対象外となる可能性がある

土地や建物などの不動産を売却するにあたり、一括査定の利用を検討される方も多いでしょう。
一括査定は複数の不動産会社に査定を依頼したい場合に便利ですが、その一方でデメリットもあります。
納得のいく不動産売却をおこなうには、一括査定のメリットとデメリットを理解した上で利用するか判断することが大切です。
この記事では一括査定サイトの仕組みやメリット、デメリットを解説します。
山口県山口市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。

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不動産一括査定の仕組みや査定の種類とは

不動産一括査定の仕組みや査定の種類とは

不動産一括査定とは、インターネットを活用して複数社に査定を依頼するサービスです。
はじめに一括査定の仕組みと査定の種類、申し込み後の流れなど基礎的な部分を解説します。

不動産一括査定の仕組み

不動産の一括査定を利用する場合、まずサービスを提供しているWebサイトにアクセスします。
そこに必要な情報を入力すると、複数の不動産会社に共有されて各社がそれぞれ査定をおこなう仕組みです。
一括査定サイトは、不動産会社が支払う紹介料や広告料によって運営されているので、売主が料金を負担することはありません。

査定の種類

不動産会社がおこなう査定には、以下2つの方法があります。

  • 机上査定:取引事例や公示価格といった書類やデータを利用して査定する方法
  • 訪問査定:書類やデータだけでなく現地を確認して得た情報も含めて査定する方法

机上査定は現地確認がないため、訪問査定に比べると精度は落ちますが、短期間で結果を把握できるというメリットがあります。
一方で訪問査定は、書類やデータだけでなく直接現地を確認した上で査定額を算出するので、精度の高い結果が期待できます。
一括査定では、まず机上査定をおこない、その結果をもとに不動産会社を選んで訪問査定を依頼するケースが多いです。

一括査定を申し込んだあとの流れ

一括査定を申し込んだあとの流れは以下のとおりです。

  • メールや電話などで不動産会社から査定結果が届く
  • 納得のいく査定額を提示した不動産会社に話を聞く
  • 担当者とスケジュールを合わせて訪問査定を依頼する

一括査定サイトで複数の不動産会社に査定を依頼すると、即日または数日後に各社から査定結果が届きます。
たとえば、4社にまとめて査定を依頼したとすると、後日に4社それぞれから連絡がくることになります。
このとき、4社すべてが同じ査定額になるとは限りません。
理想とする査定額もあれば、思ったよりも低かったり、反対に高すぎたりする場合もあるでしょう。
一般的には、ご自身が納得のいく査定額を提示した不動産会社を選び、訪問査定を依頼します。
すべての会社に訪問査定を依頼すると手間と時間がかかるため、不動産会社は2〜3社に絞ることが重要です。

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不動産一括査定のメリットとは

不動産一括査定のメリットとは

続いて、不動産一括査定を利用するメリットを解説します。

手間をかけずに複数社に査定を依頼できる

不動産一括査定のメリットは、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できることです。
複数社に査定を依頼したい場合、一括査定サイトが誕生するまでは、不動産会社と個別で連絡を取る必要がありました。
たとえば気になる不動産会社が3社あったとすると、各不動産会社に連絡して査定の手続きを3回おこなう必要があります。
一方で一括査定サイトの場合は、情報を1度入力するだけで複数社にまとめて査定を依頼することが可能です。
査定のために何度も情報を入力する必要がないため、忙しい方からすると大きなメリットといえるでしょう。

複数社の査定額を同条件で比較できる

一括査定サイトを利用するメリットとして、複数社の査定額を同条件で比較できる点も挙げられます。
個別で複数の不動産会社に査定を依頼する場合、まったく同じ条件で比較することは困難です。
査定を申し込む際に記入する情報は不動産会社によって異なり、その内容が査定に大きく影響するためです。
査定時には主に以下のような情報が必要となりますが、必ずしもすべての項目が設けられているとは限りません。

  • 個人情報:住所・氏名・電話番号・メールアドレス
  • 物件情報:建物や土地の面積・築年数・構造・物件の種別・居住状況など

入力する項目の有無が異なると同条件では比較できないため、どの査定額が適切なのか判断しづらくなります。
一括査定サイトは、すべての会社が同じ入力内容をもとに査定をおこなうので、同条件で査定額やプランを比較できます。

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不動産一括査定を利用するデメリットとは

不動産一括査定を利用するデメリットとは

手間をかけずに複数社に査定を申し込めるのは大きなメリットですが、その一方でデメリットも存在します。
後悔しないためにも、一括査定を利用した場合のデメリットも理解した上で利用するか判断しましょう。

営業電話が増える可能性がある

査定が完了するには数時間から数日かかるため、後日査定額を伝えるために売主の連絡先を記入する必要があります。
査定額を知らせるための電話以外に、訪問査定や売却プランの提案といった営業電話が増えるかもしれません。
電話で連絡してほしくない場合は、査定を依頼する際の備考欄などにメールで連絡を入れるよう記載しておくことをおすすめします。

査定を依頼できない不動産会社もある

一括査定を聞くと、全国の不動産会社に依頼できると思う方も多いのではないでしょうか。
しかし査定を依頼できるのはそのサイトに登録している会社だけなので、すべての会社に査定を依頼できるわけではありません。
とくに地域密着型の不動産会社は、一括査定サイトに登録していないケースも多いため注意が必要です。
大手不動産会社と近所にある不動産会社を比較したいと思っても、近所の不動産会社が一括査定サイトに登録していなければ査定を依頼できません。
長年地元に密着している不動産会社は、地域特有の情報やネットワークを多く持っており、売却が有利に進むことも多いです。
まずは地域密着型の不動産会社に売却を相談したうえで、一括査定サイトの利用を検討すると良いでしょう。

査定額に惑わされる可能性がある

先述したように、一括査定を依頼した不動産会社がすべて同じ査定額を提示するとは限りません。
不動産会社によって査定額が大きく異なり、どの価格が正しいのか判断に迷う場合もあります。
同じ物件を査定しているのに査定額が異なる理由は、会社によって比較する物件やマニュアルが違うためです。
また不動産会社にも得意不得意があり、マンションの売買実績が多い会社もあれば、一戸建ての売却に強い会社もあります。
査定時には過去の取引事例も参考にするため、比較対象が少ないと実際の売却価格に差が生じる可能性があります。
査定額は売り出し価格を決める際に重要となるので、ご自身でもある程度の相場を把握しておくようにしましょう。

査定対象外となる不動産もある

依頼したい不動産会社が一括査定サイトに登録していても、物件によっては査定対象外となる場合もあります。
たとえば、人口減少が進み地価が低下している地域にある物件は、査定対象外になる可能性が高いです。
また全国展開している大手不動産会社であっても、その地域に支店がなければ査定依頼はできません。
したがって、地方にある土地や建物を売却する際は、まず地元の不動産会社に直接相談しにいくことをおすすめします。

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まとめ

不動産の一括査定サイトを利用すると、手間をかけずに複数の不動産会社に査定を依頼できる点がメリットです。
ただし不動産会社によって査定額が異なることも多く、どの会社の査定額が適切か判断に迷う可能性があります。
また地方の物件は査定対象外になるケースもあるため、まずは地元の不動産会社に直接相談してみると良いでしょう。
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