住みながら不動産を売却する方法は2つ!メリット・デメリットも解説

2023-12-26

住みながら不動産を売却する方法は2つ!メリット・デメリットも解説

この記事のハイライト
●住みながら不動産を売却する方法は売却後に新居を探す売り先行方式とリースバック方式の2つ
●住み替え費用を計算しやすいメリットや内覧時に生活感が出やすいデメリットがある
●注意点は内覧の準備と引っ越し先の事前調査が必要なこと

引っ越し先が遠方になる場合や新居を探している段階の場合、住みながら不動産を売却したいところでしょう。
本記事では、住みながら不動産を売却する方法や住みながら売却するメリット・デメリット、注意点について解説します。
山口県山口市で不動産の売却を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

\お気軽にご相談ください!/

住みながら不動産を売却する2つの方法とは?

住みながら不動産を売却する2つの方法とは?

初めて不動産を売却する方は、まずはどのような売却方法があるのか知りたいですよね。
住みながら不動産を売却する場合は、以下の2つの方法があります。

売り先行方式

売り先行方式とは、現在住んでいる家を売却した後に新居を探すという売却方法です。
売却の流れは、以下のとおりです。

  • 不動産会社に査定依頼
  • 不動産会社と媒介契約を締結
  • 売却活動(広告・内覧対応)
  • 売買契約を結ぶ
  • 物件の引渡し

まずは、現在の家の価値を調べるために、不動産会社に査定を依頼します。
査定額は売却価格の目安になります。
次に、仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を締結しましょう。
媒介契約後、不動産会社は買主を募るために物件の広告を出し、購入希望者から問い合わせがあれば内覧対応をおこないます。
住みながら内覧の受付をすることも可能ですが、内覧の際には印象を良くするために家をきれいに保つ必要があります。
買主が見つかり、価格や条件が合えば不動産会社立会いのもと、売買契約を締結する流れです。
売買契約後は、契約に基づいて引渡し日に物件と鍵を引き渡します。
物件の引渡し日に売却代金も受け取るのが一般的です。
売り先行の場合、物件を引渡し後に仮住まい先に移り、新しい家を探します。
売り先行方式のメリットは、売却代金を受け取った後に新居を探すことにより、経済的な余裕を持てる点です。
しかし、新居が見つかるまでの仮住まいが必要になる点がデメリットです。

リースバック方式

リースバック方式は、リースバック会社に自宅を売却後も買主からその家を借りて住み続ける方法になります。
リースバック方式の売却の流れは、以下のとおりです。

  • 自宅を売却
  • 賃貸借契約を結ぶ
  • 契約内容に基づいて引っ越し・更新・買戻しを選択

リースバック会社に自宅を売却するときは、賃貸借契約も同時に締結します。
これにより、住みながらでも不動産の売却代金をすぐに受け取ることができ、引き続き家賃を支払いながら住み続けることができます。
賃貸の契約期間中は、余裕を持って新しい家を探すことも可能です。
賃貸借契約の期間満了後は、契約に基づいて更新するか退去して新居に引っ越すかどうかを選択します。
契約内容によっては、更新できない場合もあるため注意しましょう。
また、一定期間後に家を買戻す条件でリースバック契約を結ぶことも可能です。
リースバック方式のメリットは、自宅を売却後も引っ越しの必要がなく、新居をじっくりと探せることです。
また、不動産の売却代金を受け取るため、経済的な余裕が生まれます。
ただし、売却後は賃貸となるため、所有権は失われる点に注意が必要です。

▼この記事も読まれています
不動産売却における分筆とは?メリットや方法を解説

\お気軽にご相談ください!/

住みながら不動産を売却するメリット・デメリットとは?

住みながら不動産を売却するメリット・デメリットとは?

「空き家状態で不動産を売却したほうが手続きがスムーズに進むのではないか」と迷う方もいらっしゃるでしょう。
住みながら不動産を売却するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

住みながら売却するメリット

住みながら売却するメリットは、住み替え費用を具体的に計算できる点です。
新居を購入してから不動産を売却するとなると、想定外に低い売却金額となった場合、新居の住宅ローンの返済が困難になるリスクがあります。
その点、売り先行方式では、売却金額が決定してから住み替えをおこなうため、予算計画を立てやすいです。
また、売却代金を新居の購入代金の頭金に充てることができるメリットもあります。
頭金があれば、新居の住宅ローンを組むときに借り入れ額を抑えることができますね。
さらに、住みながら売却すると、買主に対して実際の住み心地や家の魅力をより伝えやすいメリットもあります。
内覧時に売主が立会い、買主からの質問にも積極的に答えれば、相互の信頼関係が築け、購入決定につながりやすいです。

住みながら売却するデメリット

一方で、住みながら売却するデメリットは、内覧対応の負担がある点です。
内覧のための日程調整は、忙しい方にとって大きな負担となるでしょう。
また、内覧のたびに部屋をきれいに保つ必要があるため、手間がかかります。
売り先行方式で売却が長引くと、新居の選定や購入が遅れ、理想の住まいを逃すリスクが生じることがある点もデメリットです。
売却が長引く場合は、不動産会社に買取を依頼したり、新居を同時並行で探したりなどの対策が必要となるでしょう。
住みながらの不動産売却は、生活感による影響を受ける点もデメリットです。
部屋が雑然としている、食べ物のにおいがするなどの生活感があると、買主に悪い印象を与える可能性があります。
家具の配置によっては狭く感じる場合もあるでしょう。
リースバックで売却する場合は、売却価格が相場よりも安くなる傾向にある点がデメリットです。
そのため、リースバックの契約を結ぶ際は、売却価格や賃貸借契約の家賃をしっかりと確認してから検討することをおすすめします。

▼この記事も読まれています
不動産売却時に消費税は課税される?非課税のケースと注意点も解説

\お気軽にご相談ください!/

住みながら不動産を売却するときの注意点とは?

住みながら不動産を売却するときの注意点とは?

住みながら不動産を売却するときは、手続きをスムーズに進めるためにも以下の点に注意しましょう。

注意点①内覧の準備を徹底する

内覧は購入希望者の第一印象を左右するため、部屋全体を隅々まで掃除することが重要です。
とくにキッチンや浴室などの水回りは、汚れやカビが目立ちやすいため、プロのクリーニングサービスを利用して徹底的に綺麗にしましょう。
また、家のにおいも内覧時に大きな影響を与えます。
ペットのにおい、タバコのにおい、料理のにおいなど、普段は気にならないにおいでも、訪れる方には強く感じられることがあります。
内覧当日は換気をおこない、消臭剤や芳香剤を適切に使用しましょう。
余計なものは取り除き、部屋をすっきり見せることも大切です。
不用品は早めに処分し、普段使わないものは実家やトランクルームに一時的に保管すると良いでしょう。
購入希望者からの質問対応も重要となります。
購入希望者からの質問に対しては、事前に考えられる範囲で答えを用意しておくと安心です。
とくに日当たりや周辺環境、住み心地の良さなど、物件の魅力を伝えられるようにしましょう。
また、物件のマイナス点があれば、それをカバーする要素も同時に伝えられるように準備しておきます。

注意点②引っ越し先の事前調査をおこなう

不動産の売却が成立した後は、買主に物件を引き渡すまでに引っ越しが必要です。
物件の引渡し日は、売買契約時に双方の合意のもとで定めます。
引っ越しの期間も考慮して売買契約から3~6か月後を引渡し日とすることも可能ですが、売却活動を始める前から、あるいは同時進行で新居を探し始めることが望ましいです。
新居が早期に見つからない場合、仮住まい先を探して引っ越す必要があり、それに伴う追加の費用や手間が発生するため、注意が必要です。

▼この記事も読まれています
不動産の売却益とは?計算方法や節税方法もご紹介!

まとめ

住みながら不動産を売却する方法は、売却後に新居を探す売り先行方式とリースバック方式の2つです。
住みながら売却すると住み替え費用を計算しやすいなどのメリットがあり、内覧時に生活感が出やすいなどのデメリットがあります。
注意点は、内覧の準備と引っ越し先の事前調査が必要な点です。
山口市内の不動産買取は株式会社東武住販 山口店へ。
創業昭和59年の信頼と実績があり、中古住宅・土地・マンションなど幅広くご提案が可能です。
とくに不動産買取に強みを持ち、エキスパート集団が真摯に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0120-017-102

営業時間
09:30~18:00
定休日
水曜日

売却査定

お問い合わせ