長引く不動産売却の原因にはどのようなものがある?対処法を解説!

2022-10-18

長引く不動産売却の原因にはどのようなものがある?対処法を解説!

この記事のハイライト
●少なくとも3か月~6か月かかる不動産売却は、長引くとそれ以上の期間を要することがある
●不動産売却が長引く原因には、売り出しのタイミングや価格などが考えられる
●不動産売却が長引くときの対処法には、適正な価格で売り出すなどの方法が挙げられる

不動産売却を検討しているとき、なるべく早期の売却を希望する方は多いでしょう。
しかしさまざまな原因によって、売却活動が長引くケースは珍しくありません。
そこで今回は、不動産売却にかかる期間の目安や、売却期間が長引くときの対処法をご紹介します。
山口県山口市に不動産をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

\お気軽にご相談ください!/

長引くことのある不動産売却にかかる期間

長引くことのある不動産売却にかかる期間

不動産売却には通常、3か月~6か月の期間を要します。
手続きの流れごとにかかる目安の期間は、それぞれ次のとおりです。

価格査定の依頼と媒介契約の締結:1週間~1か月

不動産売却では、まずは不動産会社に価格査定を依頼します。
価格査定には、以下の2種類の方法があります。

  • 机上査定:住所や築年数、間取りなどのデータから算出する方法
  • 訪問査定:机上査定の結果を踏まえ、現地調査により算出する方法

机上査定はデータから査定価格を算出するため、場合によっては当日中にも結果が得られます。
そして訪問査定は、現地調査をともなうため数日~1週間程度かかります。
そこで、目安の価格を調べたいときは机上査定、より具体的な価格を調べたいときは訪問査定を選ぶと良いでしょう。
そして査定結果に問題がなければ、媒介契約を結びます。

売却活動・売買契約の締結:1か月~3か月

売却活動を始めると、早ければ2週間~3週間ほどで購入希望者からの問い合わせが入ります。
しかし内覧の申し込みなどの反響が見られないと、売却活動も長引く傾向にあります。
買主が現れてからも条件交渉などがおこなわれるため、成約までには2週間程度の期間を見込んでおくと良いでしょう。

売却金の受領・物件の引き渡し:2週間~1か月

買主が住宅ローンを利用する場合、審査および融資の実行までには、2週間~1か月程度かかります。
そのため物件を引き渡すタイミングは、売買契約の締結から1か月ほどの期間を見込んでおくのがおすすめです。

この記事も読まれています|不動産の売却活動!オープンハウスとは?メリットやデメリットについて解説

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引く原因とは?

不動産売却が長引く原因とは?

不動産売却は、必ずしもスムーズに進むわけではありません。
想定以上に長引くこともあり、さまざまな原因が存在します。
そこで、不動産売却が長引くおもな原因を確認していきましょう。

売り出しのタイミングに問題がある

不動産取引が活発になるのは、新年度を控えた1月~3月です。
次いで多いのが、転勤が増える9月~11月です。
一方、このシーズンを過ぎてしまうと売却活動が長引く原因となります。
そのため早期売却を目指す際は、取引が活発になる繁忙期に間に合うように売却活動をスタートする必要があるでしょう。

物件に問題がある

不動産の需要は、所在するエリアに大きく左右されます。
たとえば駅から遠いなど、交通の便が悪いと買主は見つかりにくくなります。
さらに近隣に競合物件が多いときにも、売却活動は長引くおそれがあるでしょう。
また土地の場合は、地形や地質に問題があったり境界が未確定の状態であったりすると、売れにくい傾向にあります。

売り出し価格に問題がある

売り出しのタイミングや物件には問題がないにも関わらず売却活動が長引くときは、売り出し価格に原因があるのかもしれません。
内覧の問い合わせすらない場合は、売り出し価格が高すぎると考えられます。
目安として3か月待っても売れない場合は、その金額のままでは買主が見つかる可能性は低いでしょう。

内覧対応に不備がある

内覧予約は入るものの成約に至らないときは、買主への対応に何らかの不備があるかもしれません。
たとえば住みながらの不動産売却では、室内に家財道具がある状態での内覧対応となります。
家具や荷物が多すぎると部屋が狭く見えるため、物件の魅力を十分に伝えきれなくなるリスクがあるでしょう。
また、暮らしていると気が付きにくい生活臭にも気を付けてください。
そこで内覧前には十分に清掃や換気をし、必要に応じて消臭剤などを活用すると良いでしょう。

この記事も読まれています|不動産の売却活動!オープンハウスとは?メリットやデメリットについて解説

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引くときの対処法

不動産売却が長引くときの対処法

長引く不動産売却でお困りのときは、原因に応じた対処法を試すのがポイントです。
売却活動が長期化すればするほど、不利な条件でしか売れなくなってしまうため、なるべく早く対処する必要があります。
そこで、どのような対処法があるのかを確認していきましょう。

売り出しのタイミングを見直す

売却活動に向けた事前準備には、少なくとも1か月はかかります。
もし1月~3月に不動産売却を希望しているなら、前年の12月には準備が完了しているのが望ましいでしょう。
そこで12月までに不動産会社へ価格査定を依頼するなどして、売却活動の方針を決めるのがおすすめです。
このほかハウスクリーニングやリフォームを実施する場合にも、売却活動がスタートする前に作業が完了するようにスケジュールを組んでいきましょう。

物件の問題点を解消する

物件に何らかの問題点がある場合、売却活動前に解消しておくのがおすすめの対処法です。
たとえば大掛かりな工事は不要ですが、簡易リフォームであれば費用をあまりかけずに物件の状態を改善できます。
そして生活臭などはハウスクリーニングでは落としきれないこともあるため、壁紙を貼り替えるなどの対処法もおすすめです。
不動産売却前のリフォームは不要
不動産売却が長引くと、リフォームにより物件の状態を改善したほうが良いのではと思われるかもしれません。
しかし不動産売却前のリフォームは、原則として不要です。
リフォームにかかった費用を売り出し価格に上乗せすれば、ますます買主が見つかりにくくなるリスクがあるためです。
それだけでなく、買主のニーズに合わないリフォームを実施してしまうと、そもそも検討対象から外されてしまうかもしれません。
そこで不動産売却が長引くときは、リフォーム費用の相当額を値下げするのも効果的です。

価格を見直す

少しでも早く売りたい場合には、最初から適正な価格で売り出すことがポイントです。
3か月以内に売れなければ価格が適正でない可能性があるため、なるべく早く価格を見直すと良いでしょう。
このとき、買主が物件を探す際の条件検索を考慮するのがおすすめの対処法です。
販売価格から検索する場合、通常は500万円単位で検索条件が設定されています。
たとえば3,200万円の物件の場合、検索条件では3,500万円以下に該当します。
そのため100万円の値下げでは、条件検索で該当する結果は変わりません。
そこで200万円値下げすれば3,000万円以下の条件検索にも該当するようになり、新たな購入希望者にアプローチできる可能性が広がるでしょう。

不動産会社による買取を検討する

不動産会社によっては、仲介だけでなく買取にも対応している場合があります。
不動産会社が提示する買取価格で問題なければ、すぐに不動産売却が可能です。
不動産会社が直接買い取る場合には、仲介手数料もかかりません。
長引く売却活動にお悩みの方はもちろんのこと、住み替えなどですぐに不動産を現金化したい方にもおすすめです。

この記事も読まれています|不動産の売却活動!オープンハウスとは?メリットやデメリットについて解説

まとめ

不動産売却が長引くことを防ぐために知っておきたい、原因や対処法をご紹介しました。
物件の条件によっても、適切な販売方法は異なります。
そこで不動産売却が長引くことを防ぐため、不動産会社と相談しながら売却を進めていくのがポイントです。
私たち「株式会社東武住販 山口店」では、山口県山口市で価格査定の依頼を承っております。
早期売却をご希望の方も、お気軽にご相談ください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0120-017-102

営業時間
09:30~18:00
定休日
水曜日

売却査定

お問い合わせ