2022-06-07
不動産売却の査定に関して「どうやって価格を決めるの?」「準備するものはある?」など、わからないことも多いですよね。
不動産売却は人生で何度も経験することではないため、売却価格に対して慎重になってしまうことは珍しくありません。
そこで、不動産売却査定に関する知識を身につけておけば、査定価格の妥当性を判断できるようになるでしょう。
本記事では、自分で相場を調べる方法や、2種類ある査定方法の違いについて解説していきます。
山口県山口市で不動産売却をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
不動産売却で査定を不動産会社に依頼すると同時に、自分でも相場を調べるようにしましょう。
相場観がわからないまま査定報告を受けたとしても、その場で提示された金額が「高いのか、低いのか」の判断がつきにくいことがあります。
そこで相場観を知っていると、いざ査定の報告を受けるときに説明される内容が理解しやすくなります。
また、事前になんとなくでも相場がわかっていると「どうしてその価格になるの?」などの疑問が湧いてきます。
疑問に対しての回答に納得がいくと、より良い形で売却を始められるのです。
自分で相場を調べるには、以下2つの方法があります。
それぞれご説明します。
最初の方法が「公示地価などを使って公的な価格をチェックする」です。
不動産には、公示価格や固定資産税評価額、相続税路線価など取引の目安にできる指標がいくつかあります。
これらは公的に算出された価格なので、信頼性は高いと言えますし、インターネットで簡単に情報を得ることができます。
また、過去に遡って調べられるので、過去の数値から「上昇しているのか、下落しているのか」についても確認できます。
ただし、公示地価などの公的な指標は、実際の取引価格よりも低いことが一般的のため参考程度にしましょう。
例えば、相続税路線価は実取引の8割程度、固定資産税評価額は7割程度といった具合です。
そのため公的な価格は、過去との比較に利用するのがおすすめだと言えます。
2つ目の方法が「類似物件を把握する」です。
不動産のポータルサイトなどで同じエリアで販売されている物件を検索して、売却時の価格の参考にします。
検索するときは、以下の条件を合わせるようにしましょう。
実際に、不動産会社がおこなう価格査定も類似物件の成約事例を参考にしているケースが多いです。
さらに不動産会社がおこなう査定には、より詳しい情報が加味されている分、根拠が明確です。
このような類似物件を調べる方法は、不動産会社も取り入れている方法のため、相場観をつかむのにおすすめの方法です。
ちなみに、不動産売却の査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があります。
上記いずれかで査定を受けた後、不動産会社から査定の報告を受けて売却を始める流れです。
納得のいく不動産売却を進めるためには、ご自身で相場を調べるのと並行して不動産会社に査定を依頼することが大切です。
「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」それぞれにメリットがあり、目的によってどちらを選択するのが良いかは異なりますので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
弊社が選ばれる理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
\お気軽にご相談ください!/
まず「机上査定」は、現地を確認せずに査定する方法です。
そのため、簡易査定とも呼ばれます。
「登記情報」や「測量図」、「類似物件の取引事例」などの情報だけでおおまかな売却価格を算出します。
現地調査や室内の状況が考慮されない分、査定額の根拠が薄いのが特徴です。
一方で机上査定(簡易査定)には、以下のようなメリットがあります。
机上査定だと、現地調査がないので売主が時間を割く必要がありません。
また、査定の結果もすぐに分かります。
このように簡易査定は、簡単に依頼ができるというメリットがある反面、制度は低いため、その点を踏まえての選択が必要です。
そのため「とりあえずの金額が知りたい方」や「遠方に住んでいる方」におすすめの方法だと言えます。
弊社が選ばれる理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
\お気軽にご相談ください!/
「訪問査定」は「机上査定」の結果を踏まえた上で、現地調査もおこなう査定方法です。
物件の状況が全て反映されているため、精度の高い内容・根拠を期待できます。
室内の状態はもちろん、建物の劣化状況や日当たりに加え、周辺環境、嫌悪施設の有無など立地についても事細かに反映されます。
マンションの場合は、共用部分の状態や修繕の状況なども査定の対象です。
訪問査定は、上記のようにあらゆる情報を考慮して査定書が作成されるため、完成までに1週間程度が必要とされます。
その分、根拠がしっかりとしており信頼性もアップするのです。
ここまでを踏まえて、訪問査定でのメリットは以下の通りです。
訪問査定で提示された価格は、机上査定よりも精度が高いため、実際の売却価格との差が少ないのも特徴です。
さらに、査定中や報告の際に、売却での不安や悩みなどをその場で確認できるので、安心して売り出しをスタートできるのもメリットです。
ちなみに、訪問査定を依頼する際に売主がやっておいたほうが良いことがありますので確認しておきましょう。
訪問査定の前にやっておくことの1つ目が部屋の整理整頓です。
室内(特に水回り)をキレイにしておくことで、査定での印象をアップできます。
ただしハウスクリーニングや修繕など、費用をかける必要はありません。
かけた分の費用が回収できるかわからないためです。
できる限りで構いませんので、実践してみてください。
訪問査定の際、以下のような書類があれば準備しておくと良いでしょう。
上記の資料があると、訪問査定にかかる時間が短くなるケースがあります。
訪問査定前に「査定に関する疑問点をメモしておく」ことも覚えておきましょう。
不動産売却にあたっての不安や悩みなど、どんなことでもいいのでメモ書きするのがおすすめです。
また、住んでよかった点などのメリットを書いておくとアピールポイントにもなります。
簡単にできて、効果が高いので試してみてください。
弊社が選ばれる理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
今回は、不動産売却の査定についてご紹介しました。
不動産売却査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があり、算出価格の精度や根拠に違いがあります。
もし、「もっと詳しく違いを知りたい」や「実際に査定をお願いしたい」という方は、ぜひ「株式会社東武住販 山口店」にお問い合わせください。
私たちは、山口県山口市を中心に不動産の取引をおこなっています。
「机上」・「訪問」それぞれの査定にも対応しており、不動産売却でのお悩みを全力でサポートしますので、まずはお気軽にお問合せください。